第1回勉強会
・日時:2008年10月12日(日)
・場所:藤リハビリテーション学院セミナー
・テーマ:女性PTのライフワークバランスの提案
~笑顔のPTママを目指して~
・講師:さいたま赤十字病院リハビリテーション科
(財)生涯学習開発財団認定コーチ 河合麻美
・内容:笑顔のPTママになるには…?
実は自分の内側のコミュニケーション(感覚・意志・思考・行動
感情)が安定していることが大切で、それが上手くいくことで
外側(家族・職場・友人)ともに好循環となります。
またそのベースには自己基盤という自分が自分らしくいるため
10の要素があり、それを固めていくことでより充実した生活が
出来ます。
セミナーではその基盤作りの方法をお伝えしました。
♪四葉流ライフワークのポイントとして、
1.自分の軸を持つ(自己肯定感)
2.好き&やりたいことを大切にする(価値に基づいた行動)
3.言霊を大切にする
(捉え方の変換・「すべき」の呪縛から逃れる方法)を挙げました。
みんなが笑顔のPTママになれますように…♪
・一般口述発表1:
教員フルタイム代表
千葉・柏リハビリテーション学院 市川保子
まるで戦場のような慌ただしい日々に終止符を打つべく、
仕事と生活の調和を目指し、試みた事を紹介します。
まず、「現状の評価」「なりたい私」「譲れないこと」、
これらを紙に書き出し、互いに見せ合いながら意見を交え、
話し合いの中で「幾つかの心構え」を夫婦で共有しました。
その結果、時間的な余裕が生じ、夫婦の会話が増え、
まさに戦場からの脱出が叶うこととなりました。
また、常勤を選択したことで家庭に引け目を感じていた私ですが、
「私は満足している」と、主人の気持ちを知ることができ、
これも大きな収穫となりました。
息子が話せるようになったら、是非、息子も交えて
ライフワークバランスについて話し合いたいと考えています。
・一般口述発表2:
総合病院フルタイム代表
ベット数605床の総合病院に常勤で勤務しているPTです。
小学5・2年と3才の子供がおり、学童保育と公立保育園を
利用しています。
主に入院患者さんを行っており、近年は患者さんが重症化しています。
担当数は15~20名、平均在院日数は11~12日で入れ替わりが激しく、
毎日がとても忙しいです。
1日のタイムスケジュール、自分の心の中で決めている事、悩み、
両立の工夫、今まで続けてきての感想についてそれぞれ自分が
思っている事や感じた事を写真を交えながらお話しました。
子供の成長を楽しみ、自分の選んだ生き方を後悔しないように、
色々考えながら生活を送っていきたいと思います。
このような発表の機会を頂き感謝しています。
・一般口述発表3:
老健パート代表 介護老人保健施設 梅の木 奥住彩子
私は一人目の出産を機に、総合病院常勤から介護老人保健施設パートへ
転職しました。
今回の発表では、パートで働くPTママの視点とライフワークを中心に
伝えました。パートでの1番の利点である時間のゆとりを大切にし、
それを育児や自分のゆとりにして生活しています。
欠点であるやりがい不足や常勤への業務負担については、
今の自分に出来ることを精一杯頑張り、また 職員との
コミュニケーションを心がけることで対応しています。
現在自分の育児と仕事の両立生活は、夫や両親・職場環境・保育園
地域すべてに支えられての事。
私はその繋がりに感謝し、大切にして、これからも前に進んで行きたい
と考えています。
勉強会には夫が参加してくれ、発表の最後にPTママの会への励ましの
コメントをいただきました。働くママには身近な協力者が一番心強いと
考えます。
今後の人生のパワーを、皆様から頂きましたことも感謝しています。
・一般口述発表4:
自宅会員代表
〈経歴&育児歴〉
87年PT資格取得。90年会社員と結婚。
95年に長女を、99年3月に長男を出産。
同年8月より非常勤。それ以前は常勤。
04年夫の転勤・転居のため退職。
05年より複数の施設で非常勤。現在3ヶ所の施設で週2~3回勤務。
〈複数施設勤務の利点・欠点〉
利点は、長期の休みが取りやすいこと。
自分自身が1週間の休みを取っても、それぞれの施設にとっては
1回の休み。
欠点は社会保険に加入できないこと、勤務日に子どもの学校行事等で
休むと収入減になること。
〈『小1の壁』は情報収集で乗り越えよう〉
子どもが小学校に入学すると、平日に学校に行く機会が年間5回以上。
加えてPTA活動への参加も求められる。
また、学童の預かり時間が保育園より短いこともあり、働くママには
大ピンチ。
入学後慌てないためには、近くの先輩ママから対策についての
情報収集を。
近所の専業主婦の方とお友達になると、何かと助けてもらえることあり。
◆PTママ19名、男性PT3名、子供13名、ボランティア13名が参加!
今回男性PTの参加もあり、2名はご夫婦で参加、1名は部下の気持ちを
理解したくて参加との動機に参加者から拍手が起こりました~♪
◆初の試みとして会場内にキッズスペースを設けました!
◆ランチ交流会を通して、参加者同士の交流も深まりました~