保育園っ子は本当に可哀想なの…❓!

代表の河合です。

早いものでもう12月ですね…!

3月の神奈川PT学会ランチディスカッション企画から始まり、名称変更、学会発表&ランチ交流会、2回の勉強会開催…とあっという間にリハMAPの1年が過ぎていきました(^-^)

 

どうなることか!?と不安だった名称変更も会員の皆さまや周りの皆さまの

お蔭で無事に「リハMAP」として歩み始めることが出来たこと…

とても嬉しく思っています。

支えてくだった皆さま、本当にありがとうございました(*^^*)!!

 


そして、

先月の勉強会で参加者の皆さんとランチ交流会で話していて、挙がったテーマ。

「保育園っ子って本当に可哀想なんでしょうか?」という疑問

 

実はこれは私も長女を生後8ヶ月で保育園へ入園させてから

何度も自分に問いかけた疑問でした。


私自身は自分も両親が自営業をしていたため保育園で育ったので、

全く抵抗がなかったのですが・・・

職業柄、ご高齢の患者さんとお話しすることも多く、

私に子どもがいるという話題になると、


「それで、お子さんは誰がみているの?」

「保育園に通っています」

「まぁ、可哀想に・・・みてくれるお母さんやお父さんはいないの?」

という会話に。


そのような会話になる度に、

私はそんなに子どもに可哀想なことをしてしまっているのかな?

と不安になり、自己嫌悪に陥っていました…(+_+)

 以前も患者さんにママであることを伝えられなかった理由で書いたのですが、

育児経験者としてのアドバイスだと分かりながらも…

子どもがいることを患者さんに伝えられないもう一つの理由にもなっていました。



それでも…4人の子どもを保育園に通わせること16年。

8ヶ月で入園した長女も来年20歳になりますが・・・

子どもを預けて働き続けたことを、決して後悔していません(*^^*)


保育園時代は先生と二人三脚で子どもを育ててきた感覚で、

時には子どもの初めての動作獲得も見逃したこともありますが…

初めての立っち、初めの一歩、トイレ成功!など、

迎えに行くと一緒になって喜んでくれた先生を第二の母と本当に信頼していました。



そして、私自身も保育園に2歳から通っていたのですが、

送迎はお店の開店閉店に合わせて、いつも父が自転車で送ってくれていました。

登園するのは一番最初、そして、お迎えは一番最後・・・の子でした(^.^)


でも、今になって父のことをスゴイな~と思うのは、

決して私に「可哀想に、ごめんね・・・」なんて言わずに・・・!


「麻美は保育園を一番乗りで使えて、先生を独り占め出来て、

 本当に贅沢でラッキーだよな~」と言い続けてくれていたんですよね。


単純な保育園児の私は、本当に自分は「幸せ者」だと信じこみ・・・(笑)

夕方、一人一人保護者のお迎えがきて、徐々に子どもが少なくなってくると

もうすぐ先生と二人になれる♡とワクワクしていたんですよね…(#^^#)

(単純すぎる?!)

でも、そのお陰か卒園してからも先生はお店によく遊びにきてくれて、

長いこと気にかけてもらっていました♪



ママ、パパが子どもに対して

「可哀想に・・・」「ごめんね・・・」と言って保育園に預けていたら、

子どもはきっとそう思ってしまうと思うんです。

保育園でも、幼稚園でも、自宅で育児するのも、その家庭それぞれの選択。

だから、決して引け目を感じずに !(^^)!



以前、佐々木かをりさんの本で読んだ一文に

「大切な子どもを預けて働くからには、

 そのことと同じくらいの価値ある仕事と真剣に向き合って」とあり、

とても衝撃を受けた覚えがあります。


子どもを保育園に預けて働くことに葛藤することもあるかもしれませんが、

「大切な大切な子どもと離れて過ごすことを、それだけ価値のある時間にしよう!」という親の気持ちが大切なのかな…と思っています(*^^*)



もちろん、働き続けるには周りの方のサポートが本当に大切です!!

支えてくれている皆さんに恩返しするためにも、

真剣に仕事に。子どもに。向き合っていこうと思います。


保育園で過ごした思い出、送迎した経験が親子共に宝物になると信じて☆

子どもにママ、パパの仕事を堂々と伝えられるような・・・

そういう仕事をしていきたいですね(^-^)b


これからもリハMAPへのご支援をどうぞよろしくお願い致します!


リハビリママ&パパの会 代表 河合麻美 


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コメント: 2
  • #1

    ひなた (日曜日, 06 12月 2015 08:29)

    私も8ヶ月から子どもを保育園に預けて仕事してます。夫婦共にセラピストしてて、二人とも実家が県外なので、家で見てくれる人なんていません。
    患者さんや他の人に、可哀想にってしょっちゅう言われますが、子どもは子どもなりに、毎日の出来事をお話してくれたり、一緒にいる時間を大事にしてくれています。

  • #2

    河合麻美 (日曜日, 06 12月 2015 09:06)

    ひなたさん、コメントありがとうございます(*^^*)
    ご夫婦でセラピストなんですね。ご高齢の方と接することが多い仕事だけに、そんな言葉をかけられることも多いですよね。
    でもひなたさんのおっしゃる通り、子どもは子どもなりに生活を楽しんでいますし♪
    一緒に居られる時間を大切に☆そして「離れていてもお互い充実した一日にしようね!」と保育園に送り出せると良いですよね…(^_-)-☆
    子どもはママ&パパの何よりのパワーです!